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デイル・ターブッシュ

デイル・ターブッシュ プロフィール

 デイル・ターブッシュは創造の世界に生きている。彼はその多大なる情熱をもって、感動的な作品を制作する芸術家である。ターブッシュは美しい情景を純粋かつスピリチュアルで、どこか詩的なイメージへと変貌させる天才だ。その作品は優雅で神秘的、また刺激的で大胆であり、彼が描きだす世界はムード漂う魅惑の魔法のような情景だ。


将来の画家を目指して・・・


 デイル・ターブッシュはシカゴ郊外で生まれた。彼が生まれて間もなく、一家は南カリフォルニアのサンフェルナンドバレーに移り住んだ。幼い頃に絵を描き始めた彼は、その優れた直観力と創造力が早くから芽を出し、いつしか生まれ持った才能を追求したいと感じるようになる。


デイル・ターブッシュ画伯、12歳
デイル・ターブッシュ12歳


インテリアデザイナーとして


 画家として絵を描いていくということは、実にチャレンジであり、同時にターブッシュにとっては洞察に満ちた道のりであった。彼は幸運にも最初の"仕事"として、デザインの仕事に就くこととなり、その後もデザインを通してアートに携わる世界に身をおく。

  チェーン店を持つ大手レストランのインテリアデザインを手掛けたことで、彼の才能は公の場で認められることとなる。レストランの壁に描いた壁画が、レストランの社長の目にとまり、称賛を獲得した。すぐにターブッシュは同社のインテリアデザイン部の部長に抜擢され、その後副社長にまで昇格。ビジネス界での成功を遂げたターブッシュは、延べ300以上の施設のデザインを手掛けた。多作の芸術家はこうして首位に立ち、この芸術的な分野で成功を収めたのだ。


 それまでの熱狂の果て、企業人としての彼の生活は、出口の見えない道を進むようであり、念願の絵画の制作活動にも専念することが出来なくなっていた

デイル・ターブッシュ画伯


抑えられない情熱


 やがて1990年代前半、彼は夢を追求するためにサン・タフェ(ニューメキシコ)に向かった。 絵を描くことは彼の本当の情熱となり、芸術競争の激しいサンタフェにおいて、ますます飛躍することとなる。記録的な早さで熱心なコレクターを得たターブッシュ。やがて芸術家としての彼の夢は現実のものとなる。

  ターブッシュは彼自身のイマジネーションから来る風景を捉える。それは彼自身の精神と自己の感覚から流れ出るもの。彼は描く詩人であり、ロマンチックな文章のように感情的な思いを呼び起こす。ターブッシュが描く風景はユニークな夢の世界だ。一見どこかで見たことがあるように感じるが、じっくり見てみると、そこには彼独自の世界が広がる。彼の絵を鑑賞するということは、単に感覚的に感じるというより、むしろ一つの経験となる。ターブッシュのロマンチックな情景はしばしば19世紀の芸術家一派、ハドソンリヴァー派と比較される・・・エデンのような美しい湖や川、山や田園を描き、自然を賛美した彼らの作品のように。


抑えられない情熱


光を操る巨匠


 彼の絵の最大の特徴は、色の使い方と光の表現だ。ターブッシュは思いがけない色使いで光を操る巨匠である。時に彼の色使いは20世紀の巨匠、マックスフィールド・パリッシュに例えられることさえあるほどだ。

  また最近では、ターブッシュは彼のロマンチックな詩と、心を揺さぶる引用句をダイナミックな絵と共にコレクターと共有することを楽しんでいる。彼は真に芸術家であり、詩人である。 彼のインスピレーションとエネルギーは彼の作品を通して、目にした全ての人に流れていく。1994年に彼は、さらに市場を広げるため、次なる芸術の地スコッツデール(アリゾナ)に移る。 新たな地でインスピレーションの新しい展望と、より幅広いファン層を見つけるため、彼は制作の幅を広げ続けている。そんな中、彼の作品の魅力をそのままに表現する新たな技法としてジクレが主流となりつつある。


ファンへサイン中のデイル・ターブッシュ画伯


世界中で賞賛を浴びるデイル・ターブッシュ


 原画であっても、工房で制作されたものであっても、世界中でターブッシュの作品は非常に求められている。 彼の絵のコレクターにはCelestine Prophecyの著者、ジェームズ・レッドフィールド、資産家のドナルド・トランプ、カントリー歌手リーバ・マッキンタイアなどの錚々たる著名人が名を連ねる。ターブッシュは日本のみならず、世界各地で驚異的な売り上げを記録し、称賛を浴びている。

  ターブッシュは美や感情を優雅な風景の中に表現し、その作品一つ一つが忘れえぬ夢や力強い体験の詩的象徴といえよう。ターブッシュの作品は魂を現した天国なのだ。