自宅のアトリエはとても美しい景色の中に
家族との幸せを第一に考える画伯。現在はフランスノルマンディー地方に暮らしている。奥様は元モデル。画家とモデルの素敵なカップルとの間に生まれた、最愛の娘アレキサンドラ・インゲルは父の姿に憧れてアーティストとして展示会を行った経験もある。婦人の生まれ故郷であるフランスを第二の故郷として芸術活動を進めるインゲル画伯の作品はさらに愛と調和に満ちてゆく。
奥様と出会った頃の二人 |
最愛の娘、アレキサンドラ・インゲルと… |
2004年にはフランスの国民的音楽家である故ロバート・カサデス氏の大きなイベントが開催され、オーケストラが立つその舞台の背景を飾る絵画作品に、インゲル画伯が選ばれた。シラク大統領夫妻も招待されていたというこの国民的規模のクラシック音楽の祭典には、やはりニッサン・インゲル画伯の作品が相応しいと評価されたのだ。画伯の「音楽的絵画」は今や音楽界にもその芸術的価値を認められ、愛される存在なのである。